2013年5月21日火曜日

パンドラ放浪記: ボーダーランズ / Borderlands の補習


そういえばBorderlands(ボーダーランズ)がどんなゲームか紹介していませんでした。改めましてボーダーランズのご紹介。私の人生を1,841時間も無駄にしてくれたゲームです。

ジャンルで言うと、一人称視点のハック&スラッシュ+オープン・ワールドのアクションRPG。英語のWikiではFPRPGなんて書いてあります。ディベロッパーはGearbox Software、パブリッシャーが2K Games。

お話は単純明快。Pandoraという荒廃した惑星で異星人の遺産Vaultを探す"Vault Hunter"のお話。プレイヤーはVault HunterとなってBanditsやPandoraを支配するAtlas社や異星人Eridianを蹴散らしながらVaultを探します。

オープン・ワールドなので、依頼人から与えられたミッションをクリアすることで経験値やアイテムを入手し、物語が進んでいきます。

ここまでは普通のゲームですが、このゲームの個性的な点はここから先。

まずビジュアル。

セルシェーディングを使ったアニメやコミックのような輪郭線を強調した映像が、シュールでコミカルなゲームの世界観を可視化することに成功しています。

RPGということでキャラクターにはクラスがありますが、クラスは全部で4つしかありません。

そのかわり、各クラスにはClass Modというアイテムがあり、このClass Modを装備することで能力を動的に変更可能です。

回復系のModを装備してディフェンシブにプレイするもよし。攻撃力を強化してアグレッシブにプレイするもよし。遭遇した敵に合わせてこまめにModを替えるもよし。プレイヤーのお好み次第です。

ハクスラですから武器=銃の種類は豊富です。レアリティの高い武器を探し集めるのがお楽しみですが、レアリティが高ければ高性能というわけではないのがBorderlands。

レアリティの高い武器はかなりの確率で特殊能力があるのですが、その特殊能力が特殊すぎて使い道に困る武器が少なくありません。
  • 精度がゼロなので四方八方に弾が飛び散り、弾の無駄遣いでしかないアサルトライフル"The Chopper"
  • 弾道がくねくね曲がる上跳弾しまくりで狙った敵に当てるのが一苦労のリボルバー"Madjack"
  • 弾道が放物線を描くので、ほぼ真上に打ち上げるととてつもない射程距離を持つロケットランチャー"Leviathan"
  • フルオートマティックのスナイパーライフル"Penetrator"
等々。面白ウェポンのオンパレード。

ゲームは文句なしにお勧めなのですが、購入にはちょっと注意が必要です。プラットフォーム毎に収録内容が違っています。

PC英語版のGOTYエディションには本編とDLC4本が含まれています。PC日本語版はありません。日本語化Modも現在は提供が中止されています。

PS3日本語版GOTYエディションには本編とDLC3本が含まれていますが、4本目のDLC"Claptrap's New Robot Revolution"が含まれていません。

Xbox 360日本語版にはGOTYエディションはありません。発売中止になりました。つまり本編だけでDLCは一本も含まれていません。

英語が苦にならない人は、輸入版のほうがいいかもしれません。私がプレイしたのはPC英語版GOTYエディションです。

難解なストーリーではないので、英語字幕をオンにすれば大体内容は理解できると思います。ミッションの内容もログで再確認できます。

台詞などの音声も後でリピートできるのですが、検索機能が無いうえ並び順も指定できないので、探すのが一苦労です。この機能は使えないと思った方がいいです。

以上ご参考まで。

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