2013年5月26日日曜日

パンドラ放浪記:続編のお手本


とりあえずローランド救出まで漕ぎ着けましたので、ここまでのBorderlands 2の感想を。

一言で言ってしまえば、続編のお手本みたいにお見事。前作の面白さを残しつつ、よりプレイアブルに。文句のつけようがない出来だと思います。

Borderlandsは個性的ではありましたが、荒も目立つ作品で、万人向けとは言い難い点が多々ありましたが、それらがほとんど解消されています。

私がストレスを感じていた部分を箇条書きにすると、
  • 車のシールドのリチャージが異様に遅いので、車が「動く棺桶」状態。車を捨てて戦おうとすると、轢殺されて一巻の終わり。
  • マップが単調で無駄にだだっ広いので、データ的な広さの割に広いと感じられない。
  • 同じくマップが単調なので、攻略ルートなどに知恵を絞る余地がなく、戦闘がシールドのキャパと火力頼みの力押し。
  • AIが馬鹿。同じところをぐるぐるしているだけなので、シールドがダウンしたら後ろに下がればやり過ごせる。サイコの特攻もジグザグ移動が精々なので、慣れると怖くない。
  • 画面全体が迷彩色で地味。見るからにマイナーっぽい。
  • リロードに時間が掛かる武器の場合、マガジン交換のモーション自体が遅くなっていたので、非常にストレスを感じる。「きりきり交換しろよ」みたいな。
  • いちいちキーを押さないとアイテムを拾えない。車に乗っている場合は、車を降りないといけない。
  • かなり近づかないと敵がスポーンされないため、戦闘がいつも近距離から始まってしまう。接近戦中心なので、スナイパーライフル以外の銃の精度はあまり重要ではなかった。ロケットランチャーは、下手に撃つと自分がダメージを喰らってしまうので、出番が少ない。
これらがどうなったかというと、
  • 車のシールド、というかヘルスの回復は、リチャージ開始までの遅延が大きいが、リチャージレートは大幅改善。早い。
  • 各場面のマップのデザインが緻密になった上、立体的なマップが増えたため、非常に広く感じる。
  • 殆どのマップに複数の攻略ルートが設けられ、状況や自分のプレイスタイルに応じた攻略ができる。
  • AIが改善され、積極的に動くようになった。また、こちらが後退してもしつこく追跡してくるので、単純に「後ろに下がってやり過ごす」は通用しなくなった。サイコは側転を使うようになったので、特攻をかわすのが難しくなった。グレネードを積極的に使ってくるので、タコツボ戦法も使い難くなった。こちらも積極的に動く必要あり。
  • 全体が色彩鮮やかになったため、セルシェーディングがより際立つようになり、雰囲気がアニメやコミックの世界に近づいた。如何にもAAAの続編みたいなメジャー感(笑)。
  • リロードのアクションが複雑になり、あっちのレバーを引いたりこっちのレバーを押したり、いかにも銃を操作しているっぽくなった(笑)。リロードの遅さは「操作の多さ」で表現されるようになり、ガシャッ・シャキッみたいなSEが入るようになったため、ストレスはあまり感じなくなった。リロード以外にも細かなアクションやエフェクトの追加が随所に見られる。
  • ふつうのFPSのように弾薬の上を通るだけで弾薬が拾えるようになった。もう弾拾いのために車を降りる必要はありません。地味ですが、これ重要(笑)。
  • かなり遠くに敵がスポーンするようになったので、銃の精度が重要になった。スナイパーライフルの出番が増え、ショットガンやアサルトライフルやSMGを撃ちまくるだけでは弾を無駄に消費するだけ。敵との距離に応じて銃を切り替える必要がある。
その他に気づいた点では、
  • 前作のキャラがNPCとして登場するが、前作では主人公はほとんど喋らなかったので、個人的には結構意外な印象。
  • 「ハブられたことを逆恨みしたBanditの依頼でバレーボールをかっぱらってネットに放火」「カルト教団に潜入調査」等の脱力系ミッションは健在。これぞBorderlands。
  • ストレージのアップグレードにお金ではなくEridiumを使うようになったため、前作以上にお金の使い道が無くなった。私は主にスロットとMoxxiへのチップに使っています。
とりあえず以上です。

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