2013年6月9日日曜日

アマゾン恐るべし

「Green Man GamingでSid Meier's Civilization V Gold Editionを$10で購入できてラッキー」とか思ってブログで自慢しようとしたら、日本のアマゾンで¥1,025で売ってて吃驚した。

カード会社の手数料込みで¥1,007だったので、価格差わずか¥18。日本のアマゾンも頑張るなあ。

新DLCの『Brave New World』の発売に連動した期間限定のプロモーションだと思いますが、世界中でCivilizationのディスカウントが行われているみたいで、Green Man Gamingが最安と思って購入したら、日本のアマゾンもほぼ最安だったという。

Borderlands 2のシーズンパスも、標準価格では海外のサイトでダウンロード版購入するより日本のアマゾンの方が安かったり。

今後の為替の動向次第ですが、日本のアマゾンも要チェックというお話でした。

2013年6月8日土曜日

結局Xbox Oneは中古ゲームが使えるの?使えないの?

Xbox One対応ゲームの中古品売買やゲームの譲渡についてのやポリシーや、Xbox Oneのライセンス管理機能(DRM)についての情報が公式サイトに掲載されたのですが、内容がわけわからないので、自分なりにまとめてみました。

結論を先に書くと、

「中古品の売買ができるかできないか、ゲームを他人に譲渡できるかできないかは、パブリッシャー次第」

ということのようです。

ソースはこちら

How Games Licensing Works on Xbox One
http://news.xbox.com/2013/06/license

箇条書きにしてみると、

  1. ダウンロード版がディスク版と同時に購入できるようになる。
  2. ディスクなしでゲームをプレイできるようになる。
  3. 「サインイン」してインストールしたゲームは、クラウドにも保存されるので、インストール後はどのXbox Oneからでも自分のゲーム・ライブラリにアクセスできるようになる。友人の家で自分のゲームをプレイすることもできる。
  4. 自分の家にいる友人、家族、知人、来客は誰でも、自分のコンソールで自分のゲームにアクセスできるようになる。誰のアカウントで「ログイン」しているかは関係ない。
  5. 家族毎に10人まで自分の共有ゲーム・ライブラリのゲームをプレイできるようになる。家族の誰がいつ自分の共有ゲーム・ライブラリをプレイできるかは設定可能で、今日だけ家族の誰かが友達の家であなたのForza Motorsportをプレイできるように設定したり、今だけすべてのゲームに見ることができるように設定することも可能になる。
  6. パブリッシャーはparticipating 小売店での中古品取引を許可できる。パブリッシャーは、中古品取引を許可しても、条件を設けたり、課金したりするかもしれないが、マイクロソフトが小売店やパブリッシャーや消費者に課金することはない。
  7. ゲームのディスクを譲渡できるかは、パブリッシャーの設定次第。マイクロソフトは譲渡に対して課金することはないが、制約がある。フレンドリストに追加して30日以上前経っているフレンドに一度だけ譲渡が可能。
  8. パブリッシャーとしてのMicrosoft Studiosは、participating 小売店での中古品取引もディスクの譲渡も許可する。
  9. Xbox Oneの発売時にはゲームのローンやレンタルはできないだろうが、パートナーと可能性を模索している。

CNETの記事によると、
パブリッシャーは再販業者から料金を徴収できるようになるのか、ということには同社は言及していない。
とありますが、上記の文章を読む限り、料金を徴収する・しないはパブリッシャー次第ということではないかと。具体的にどんな手段で課金するのかはわかりませんが。

MS、「Xbox One」の中古ゲーム売買に関する規則やプライバシー設定など発表 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/service/35033088/

『中古品売買を認める、認めない』以外にも気になる表現が幾つかあります。

文書の中で「サインイン」と「ログイン」という言葉が使われています。単に用語の不統一なのか、Xbox Oneでは文字通り「サインイン」と「ログイン」は別のものになるのかが不明です。

文書の中では、ゲームのインストール時に「サインイン」という表現が、プレイする時には「ログイン」という表現が使われています。

「 traditional retailers」と「participating retailers」という表現も気にかかります。

ゲームの購入は「 traditional retailers」で可能だけど、中古品の売買は「participating retailers」でと書かれているので、中古品売買業者向けのプログラムのようなものができて、そのプログラムに参加している業者だけに中古品売買を認めるのかもしれません。

技術的には、アカウントに紐付けられたライセンス情報を別のアカウントに紐付けなおすか、紐づけを解く必要があるはずなので、マイクロソフトなりパブリッシャーから紐付けなおすための何らかの製品なりサービスを提供してもらわないと、中古品の売買はできないのではないでしょうか。

事を日本に限定すると、Xboxなどという絶滅危惧種のために業者がそんな手間をかけるとは思えないので、日本におけるXboxゲームの中古市場は死刑宣告されたも同然かと。

またマイクロソフトは、これらのポリシーは今後変更されることもありうるとも言っているので、極端な話、ある日ある時、中古品の売買が突然全面禁止になる可能性もあるということで、それを実現するのに必要な機能は、Xbox Oneに組み込まれているとも明言しています。

なんかもう「Xbox 360が売れ続ける一方で超低空飛行が続くXbox One」という展開が想像できてしまいます。

ソニーと任天堂は、この好機を生かせるでしょうか。

2013年6月6日木曜日

北米アマゾンがインディゲーム・ストアをオープン



北米アマゾンがインディ・ゲームの専門ストアをオープンしたそうです。

新しいメディアの産業化が進むにつれ、特定IPによる寡占化が顕著となり、それに対するカウンターとしてのインディの勃興は、映画や音楽では既に起こったことで、そういう意味では、そのスピードが早いだけで、ゲームもまた先行するメディアと同じ道を辿っているわけですが。

なお、日本のアマゾンには既に同人ソフト・ストアが存在しています。やはり日本はゲーム先進国なのかもしれません。

全く関係ない話ですが、なぜ日本ではインディではなく「インディーズ」と複数形なのでしょう。

ニコニコ大百科によると、
インディーズは英単語の"independent"の略記の"indie"を日本人がそれっぽく聞こえるように語尾に「ズ」を付けて意味も大きく変化させたものである。
と、すごく適当なことが書かれていました。「それっぽく」ってなんだ。

どなたか由来をご存知の方がいらっしゃいますでしょうか?


2013年6月5日水曜日

パンドラ放浪記:『次のDLCはRPGですから』はい?


海外では6/25にリリースされるBorderlands 2の最新DLC"Tiny Tina’s Assault on Dragon Keep"は、「ロールプレイングゲーム」だそうです。

Borderlands 2ってハクスラのオープンワールドなRPGじゃなかったっけ?

その通りです。

DLCが「ロールプレイングゲーム」ってどういうこと?

"Assault on Dragon Keep"というファンタジーRPGをプレイするんです。ゲームの中で。ティナがSanctuaryのCrimson Raiders HQにやってきて、「ゲームやろう!」と無理やりゲームに参加させられるんです。ゲームの中でオークだのドワーフだのといったお約束の敵と戦うことになります。

剣と魔法で戦うの?

いいえ。ロケランとかショットガンとかグレネードとか。

ファンタジーじゃなかったっけ?

細かいことは気にしないでください。Borderlandsですから。

日本語版は?

いつになるんでしょうねえ。日本語公式からは何の情報もありません。気長に待ちましょう。

2013年6月4日火曜日

Xbox Oneのキラータイトルとなるか?音楽ゲームのHarmonixがFantasia: Music Evolvedを発表


Dance CentralやGuitar Hero、Rock Bandなどの音楽ゲームを手掛けるHarmonixが、ディズニーの名作『ファンタジア』にインスパイアされたXbox One、Kinect for Xbox 360対応のリズム・音楽ゲーム『Fantasia: Music Evolved』を発表しました。

1940年に製作されたディズニーの『ファンタジア』は、西洋クラシック音楽をフィーチャーしていましたが、『Fantasia: Music Evolved』は、クイーンからブルーノ・マーズまで、コンテンポラリな音楽をフィーチャーするそうです。

Kinect専用タイトルということで、Xbox Oneのキラータイトルになれるでしょうか?

もしかするとディズニー経由でジブリ作品のKinectタイトルとかも有りとか?


ソース
Harmonix makes players musical magicians in Fantasia: Music Evolved | Polygon
http://www.polygon.com/2013/6/4/4384732/harmonix-fantasia-music-evolved-announcement

パンドラ放浪記:本編終了

一部のサイド・ミッションが残っていますが、サルバドール(ガンザーカー)でBorderlands 2本編のストーリー・ミッションを終了です。

RPGなのでプレイ時間が長めなのは予想していましたが、一周するのに113時間かかりました。

これにDLCを加えると結構すごいボリュームです。Co-opをフィーチャーした作品ですが、ソロでもこれだけのボリュームがあればお腹いっぱいです。

書きたいことは色々あって、いずれまとまったレビューを書くつもりですが、とりあえずの感想は「面白い!」です。

前作はハクスラのRPGとしては面白かったのですが、シューターとしてはあまり面白いゲームとはいえませんでした。

一方、Borderlands 2はシューターとしても十分に面白いです。

撃ちまくって動きまくって死にまくって復活しまくる。今風のFPSに仕上がっています。おっさんゲーマーの私には結構しんどかったりしたのですが。

もちろんハクスラ要素も健在です。というか、銃の変態ぶりに磨きがかかっていて、個人的には大満足です。

このパンドラ放浪記を書き始めた時は、変な武器を手に入れたら紹介しようと思っていたのですが、手に入る銃が片っ端から変なので、早々に諦めました。

とりあえずは以上です。

2013年6月3日月曜日

パンドラ放浪記:80年代の陽気な狂気

Borderlands 2のストーリー・ミッションに『ブライトライツ フライングシティ』というミッションがあります。

Borderlandsはゲーム自体が80年代へのオマージュになっていますが、この「ブライトライツ フライングシティ」も80年代の米国小説「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」に由来すると思われるので、ちょっと脱線気味に80年代に関する四方山話。

都市生活者の孤独を描いた「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」は、「80年代のサリンジャー」と称されたジェイ・マキナニーのベストセラー。邦書は、作家の高橋源一郎氏の翻訳で1998年に新潮社から出版されました。現在は絶版ですが、中古書は比較的容易に入手可能なようです。

「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」はマイケル・J・フォックス主演で映画化もされています。邦題は「再会の街」。こちらの作品はブルーレイどころかDVD化もされていませんが、映画の方も秀作です。

「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」同様、80年代の都市生活者の孤独を描いた映画に、アベル・フェラーラ監督の「バッド・ルーテナント」という作品があります。最近DVD化されましたが、米国ではブルーレイも発売されたのに、なぜか日本語版はDVDのみ。

単に同時代の作品というだけではなく、「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」と「バッド・ルーテナント」には共通項があります。

どちらの作品も主人公には名前がありません。

「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」の主人公は「君」。つまり「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」は二人称で書かれた小説です。

「バッド・ルーテナント」の主人公は、タイトルの通り警官ですが、やはり名前は登場せず、クレジットにはルーテナント(警部補)を意味するLTという略号が表記されるだけです。

「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」の主人公も「バッド・ルーテナント」の主人公も、仕事中だろうとオフだろうと、昼だろうと夜だろうと、薬(コカイン)をやりまくります。80年代を体験していない世代には破滅的な人格破綻者に思えるかもしれませんが、当時はこういう人たちが沢山いたのですよ。だから「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」の主人公も「バッド・ルーテナント」の主人公も名前が無いんです。どちらの作品も主人公は読者・観客自身だからです。

ここからは歴史のお話。

米国では過去何度か麻薬のブームがありましたが、80年代のコカイン・ブームが過去の麻薬ブームと一線を画したのは、コカインの常習者が特定の社会階層に限定されず、都市生活者全般に広まったことです。

この空前のコカイン・ブームによって、中南米の麻薬密売組織は莫大な利益を手にし、国家権力を凌ぐほどに巨大化します。

麻薬密売組織があまりにも強大になったため、通常の警察力ではコカインの流入を食い止めることができないと判断した米国政府は、軍事力の投入を決意し、1989年に麻薬密輸の中継地点になっていたパナマに軍事侵攻します。いわゆる麻薬戦争の始まりです。

80年代は日本も米国も不動産景気で経済は好調な時代でしたが、一方で麻薬の濫用が社会問題を通り越えて国際政治問題になるほど病んだ時代でもありました。

Borderlands 2をプレイしていたら、そんな80年代の陽気な狂気を思い出してしまったわけでして。

なお、かつては麻薬密売組織の名前にもなったコロンビアのメデジン市は、ウォールストリート・ジャーナルとシティグループ(銀行)が実施した「今年の最も革新的な都市(Innovative City of the Year)」コンテストで「最も革新的な都市」に選ばれています。